遠隔と対面授業への対応のコツ
ハイブリット授業の上手な受け方
はじめに
遠隔や対面授業などのいくつかの授業形態が混ざった授業をいわゆる「ハイブリット授業」と言いますが、1日の中で、遠隔と対面授業の両方がある場合、皆さんは、二つの異なる形態の授業に対応しなければならないので、いろいろな面でとても忙しくなります。
ここではいくつかのコツをご紹介します!
□ スケジュールを事前に練る
ハイブリット型の授業になると比較的よく遭遇する場面として、例えば、1限目が遠隔で2限目が対面授業の場合があります。この場合、自宅で遠隔授業を受けると2限目の対面には間に合わない時もあるので、2限の対面での授業を見越して、1限から大学で遠隔授業を受ける準備をしておく必要があります。
このように、事前に色々な事態を想定して、動かなければならないことが増え、予見して行動する「対応力」が求められます。
また、ハイブリット授業の場合、対面から遠隔への「切り替え」を求められる場面が非常に増えます。例えば、対面の授業が終わった後に遠隔授業があると、授業が終わってからすぐに場所の確保、パソコンの立ち上げ、インターネットへの接続、Zoomの立ち上げ、ログイン、準備にかなりの手間と時間がかかり、大変です。
1日の中で一度ならまだ良いですが、切り替えが何度も必要な場合は、かなりの疲れやストレスになります。
このため、授業を受ける時のストレスや焦りを減らすために事前に1日のスケジュールを立て、次の日の流れを前日にシミレーションしておくことをお勧めします。
例えば、ある程度、事前に予定を立てておくと、例えば、1限目を大学で遠隔を受けて2限目が対面の場合でも、1限目の遠隔授業を次の対面授業の教室の近い所で受けておくと、移動がスムーズで楽になるなどの工夫が可能です。
また、勉強スペースが混んでパソコンの電源を確保できなかったことを一度経験すると、そのことを見越してパソコンの充電を夜、寝ている間に済ませておくと、次の日の心配が減ります。
このように自分の中の決まりごとやルーティーンを見つけると、授業により集中できます。
□ 早目に行動する
また、電車の遅延や、パソコン操作・ネット環境の不調もある場合もあるので、 時間に余裕を持って行動することをお勧めします。
特に電車移動のある朝の時間は注意が必要かもしれません。
電車の遅延情報もこまめにチェックしておきましょう。
□ 学内でお気に入りの場所を見つける
学内でインターネット環境やパソコン用の電源が整っているお気に入りの場所を一つ、もしくは複数、見つけておくと、良いかもしれません。
お気に入りの席があれば良いですが、人が多くて混む場合もありますので、大体の勉強するエリアを決めておくだけでも、探す手間が省けます。
また、学内で掲示されている勉強ができるエリアやインターネットの環境を調べておくとより安心かもしれません。
学内の勉強スペースは、こちらで確認できます。
□ 自分のイヤホン・マイクを用意する
家で遠隔授業を受けるのとは違い、学内で遠隔授業を受けると、周囲の話し声や色々な音がでます。
そのため、マイク付きのイヤホンを購入しておくと、周囲の音の影響を受けにくくなります。マイクがあると、エアコンの音や周囲の音を拾いにくくなり、自分の声だけを拾ってくれ、安心です。自分で積極的に学習環境を作りましょう。
また、逆に遠隔授業を受けている人がいる場合は、静かにするなどのお互いの配慮も重要です。
最後に
いかがでしたか?
皆さん、取り入れられるものはありそうですか?
また、皆さんもアイデアがあれば是非、実践してみてください。