おいしいお茶の入れ方
最近、家でお茶を飲むこと増えていませんか?
美味しい入れ方、お伝えします。ほっと一息。
はじめに
ながい自粛生活にも、少し明るさを感じるようになりました。日本人みんなほんとによく頑張ったんですね。
ところで、日本の感染者は検査数の少なさがあるとしても、欧米諸国に比べて数が少なく、死者数も極端に少ないと考えられ、海外の人たちから見ると不思議な国のように見えるようです。その要因はいろいろあるのでしょうが、日本の習慣、文化と深くかかわっていると考えられます。
日本人の挨拶は、一定の距離をとって頭を下げ、握手やハグなど体を寄せ合うことは稀です。家に入る時は、ほぼ100パーセントの家庭で靴を脱ぎ、子どもたちは「手洗い・うがい」を習慣づけられます。そのほか自然との共存や食生活も関係しているかもしれません。
食生活の中でも、緑茶は昔から日本人の健康維持に深くかかわっており、最近では、科学的にも実証され抗菌・抗ウイルス作用があると解っています。感染症にかかりにくい体と習慣の一つとして、私は皆さんに緑茶をお勧めします。最近ではお茶といえばペットボトルで、味もそれなりに美味しくできていますが、急須で入れた緑茶は「香り」が格別です。
煎茶の入れ方
緑茶には煎茶、玄米茶、ほうじ茶、玉露など数種ありますが、ここでは私が毎日愛飲している煎茶の美味しい入れ方を紹介します。
① 香りを大切にしますので、まずカルキを抜くために水を沸騰させます。
② その後、200cc程度のお湯を急須に入れます。
③そのお湯を2〜3個の湯呑みに戻します。
*お湯を急須に入れると10℃、さらに湯呑みにいれると10℃下がります。
一回、入れる度に10℃下がると覚えておくと良いです
④ 急須に茶葉をスプーン3杯ほど入れます。
⑤ 湯呑みのお湯を急須に注ぎます。その後、30~40秒蒸らします。
⑥ 良い香りがしだしたら、茶こしで湯飲みに注ぎ、出来上がりです。
茶こし があれば綺麗にお茶が入りますが、なくても良いです。
⑦ おいしいお茶が入りました。どうぞ召し上がれ。
また、これからの暑い時期には冷たい緑茶もおすすめです。
冷茶は茶葉をスプーンに3~4杯急須にいれ、氷水200ccを注いで3~5分置いておきます。
この場合、少し上質の茶葉を用いると、とても甘みのある一味違った飲み物になり薬効も高くなるようです。
しかし、一人暮らしで急須のない人も多い昨今、緑茶ティーバッグの利用もおすすめです。味や香りは少し落ちますが、急須で入れるのと同様、温度や茶葉を浸す時間を調節して緑茶を楽しんで下さい。
きっと心身の健康に役立つと思います。